
松下幸之助の名言を伝えていきたいと思います。
マインドセットに役に立つ松下 幸之助の名言25選
- あなたは血の小便をしたことがあるか。
それぐらい熱心にやらないと、そう簡単に成功するものではない。 - 何か困難や苦しいことがあっても、人は仕事に集中すればそれを忘れることができる。
また、それをやり終えたあとには、非常なうれしさがある。 - 素直な心とは、他人の言葉に盲従することではない。
その言葉の中にある正しさに従うことである。 - 自分はタバコくわえて遊んでいて社員に「働け」と言うたかて、そら働きよらんですよ。
- 人間の心は孫悟空の如意棒のように伸縮自在で、大きくも小さくもなる。
要は各人の心の持ち方次第。 - 軍師の言うとおりにしているのでは、大将はいらない。
軍師の言うとおりやるか、こういうふうにやれとか、それを決定する才能が経営者の条件。 - どうしてみんなあんなに、他人と同じことをやりたがるのだろう。
自分は自分である、百億の人間がおっても自分は自分である。
そこに自分の誇りがあり、自信がある。
そしてこんな人こそが、社会の繁栄のために本当に必要なのである。 - 世間には、大志を抱きながら大志に溺れて、何一つできない人がいる。
言うことは立派だが、実行が伴わない。世の失敗者には、とかくこういう人が多い。 - 私は、人間というものは、たとえていえば、ダイヤモンドの原石のような性質をもっていると思うのです。
すなわち、ダイヤモンドの原石は、もともと美しく輝く本質をもっているのですが、磨かなければ光り輝くことはありません。 - ひと言でいって、指導者とは責任をとるということです。
責任をとれない人は、指導者たる資格はない。
昔は、指導者の心得というのは、みんなのために死ぬということでした。 - 何でもあれこれ命令してやらせるのではいけない。
それでは言われたことしかしない人ばかりになってしまう。
やはり仕事は思い切って任せることである。
そうすることによって、その人は自分でいろいろ考え工夫するようになり、その持てる力が十分発揮されて、それだけ成長もしてくる。 - 人間のやることですから、いろいろなことがあります。
しっかり理念をふまえてやる人も、勢いに任せてやる人もいる。
そんなときにはやっぱり注意してやらないといけません。
注意を怠ったら、その人を捨て去ってしまうのと一緒ですわ。 - 私はこの歳になっても、会社で大きな影響力を持っています。
影響力を持つ人間は毎日、私利私欲を抑えるために葛藤しないといけない。
私利私欲が表に出てくると、会社は潰れます。 - 元気な人間は陣頭に立って突っ走るものだが、振り返ると誰もついてきていないことが多い。
陣頭に立って、自分についてこいと、独裁になる者が多い。
自分は半病人的経営だから、社員たちの後ろからついていく。 - 私が今日の大を成したのは、それはあらかた運ですね。
一日一日を努力して生きてきただけのことです。
強いて言えば、積み重ねがすべてです。
人間万事、世の中すべては天の摂理で決まるのが90%、人間が成し得るのはたかだか10%ぐらいだと思っています。 - 商売というものは、損したり儲けたりしながら成功するという考え方もあるが、それは誤りだ。
商売は真剣勝負と同じで、切られているうちに成功することはあり得ない。
やればやっただけ成功するものでなければならぬ。
上手くいかないのは運でも何でもない。
経営の進め方が当を得ていないからだ。
だから確たる信念を持っている人は、不景気のときほど儲けるではないか。 - それはあなたの決心の問題ですよ。
そういうことをやらねばと決意すれば、それなりにできるものです。
あなたは、もっと強い心を持たないと駄目ですよ。
アメリカの企業は現にやっているのだから我々もやったらいいと思ってやらないとできませんよ。
日本と同じように戦争に負けたドイツでも、日本の企業より自己資本はずっと多いじゃありませんか。 - 激しい競争の中にあっても、松下電器は単に競争そのものにとらわれず、常に何が正しいかを考えて淡々としてその道を進んでいかなければならない。
それは非常に難しいことだが、我々の本来持つ尊い使命を正しく遂行していけば、自ずからできる、必ず知恵才覚も刻々と湧いてきて、個々の困難に対処する力も出てくるということを私は信じていた。 - 「これは背水の陣を敷くことだ。製品の真価を知ってもらうために小売屋に無料で配ろう」と決心した。まず3人の外交員を雇い、資本の続く限り、大阪中の小売屋に2、3個のランプをおいて回り、うち一個はその際点火して「30時間以上もちます。品物に信用が置けるようになったら売ってください。その後安心が出来たら代金を払ってください」といって歩かせた。
松下電器の運命をかけた販売だった。
2、3か月すると小売屋から電話や葉書で注文が来るようになった。 - 製品のレベルを高めるために、松下独自の技術でやるか、外国の技術を導入するかの選択を迫られた場合は少なくなかったが、いずれの場合にしても、松下独自の技術を基礎にどの道を選んだら社会のためになり、人々に喜ばれるかということを最終的な尺度にして態度を決めた。
- 会社の経営でも何でも、素直な心で見るということが極めて大事であると思う。
そうすれば、ことをやっていいか悪いかの判断というものは、おのずとついてくる。
岡目八目というけれど、渦中にいる自分にはなかなか自分というものがわからない。
だから意地になってみたり、何かにとらわれたりして、
知らず知らずのうちに判断を誤ってしまう。
やはり自己観照ということが大事である。
とくに経営者が決断するときには、この心構えが不可欠のように思う。 - 日本は自力で発展してきたのではなく、ほとんど他力本願でここまできた。
他力によって日本の経済は戦後16年でこれだけの発展をしたのだと思う。
そのことを自己の力によって発展したかのごとき錯覚を国が持ち、政府が持ち、国民が持っているというような感じがする。
そこに大きな問題がありはしないかと思う。 - 一流メーカーと堂々と競争して独自の技術力でナショナルのハイパー乾電池が世に出たことは私にとってまことに嬉しいことであった。
この成果は、単に相手に勝てばよいという気持ちから生まれたものではなく、お互いの切磋琢磨によって、少しでも良いものを社会に供給したいと願う、全員の熱意と真剣味が、このような成果を世に示したのだと思う。 - 日本人は政府に税金を納めたら、政府が何に使おうと無関心である。
自分が義務さえ果たしたら、それでいいと思う。
ところがアメリカは違う。税金は自分たちが生活や事業を営むうえで必要な政治をやってもらうためにあるのだと考えている。 - 実際、ああそれはいままで何度もやってみたんだが、できないんだ。
と決め込んでいることが、我々の身のまわりには意外に多いのではなかろうか。
ときには自分の考え、また自分をとらえている常識や既存の知識から解放され、純粋な思いつき、というものを大切にしてみてはどうだろうか。
Error
松下幸之助は叱り方が上手い!?
叱りといえば、仕事で何か問題が起こって上司に呼ばれて「お前は何やっているんだ!」と怒鳴りながら説教する人って多いですよね?
普通、叱りを受けたらマイナスの印象を残してへこみます。
しかし、松下幸之助流の叱りを受けた人達は感謝をする人が多いそうです。
なぜ、叱られて感謝をするのか?というと個人的の感情、私情にとらわれないように気を付けながら叱って相手のほうが激しい怒りの言葉の奥に温かさ、やさしさが感じられるからです。
自分が悪かった、ああいうところは我慢してやらなければいけなかったと、自然に気がついてくる。わかってくる。と思えてくる人が多かったらしいです。
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以上になりますが、今は亡くなっていますので体験は不可能ですが、直接に叱られてみないと分からない世界があると思います。
ただし、松下幸之助のように叱り方を真似しようとしたら火傷にあうので気を付けましょう。
本人しかできない世界があるからこその叱り方ですので。
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