差別主義の心理は善悪の判断ができない幼稚である!

善悪の判断ってどういうふうに決めていますか?

テレビでニュースを見ると国内の事件や事故など、犯罪を起こした話題がよく出てきますよね。

2019年4月19日、東京都豊島区東池袋で発生した自動車暴走死傷事故「東池袋自動車暴走死傷事故」

2019年5月28日、神奈川県川崎市多摩区登戸で発生した通り魔殺傷事件「川崎市登戸通り魔事件」

2019年7月18日、京都府京都市伏見区で発生した放火殺人事件「京アニ放火事件」

2019年8月10日茨城県守谷市の常磐自動車道で発生した「常磐道あおり運転暴行事件」

そして、有名人の薬物疑惑逮捕ピエール瀧、田口淳之介、国母和宏、沢尻エリカ・・・

どれも印象に残る事件でしたよね。

事件を起こしたらヤフーニュースやちゃんねるとか記事がでてきますよね。

その記事のコメ欄に必ずと言っていいほど、正義を振りかざして誰かを叩きたい正義感が強い人がいます。

そんな人は善と悪の判断が単純すぎて「理由とかそんなもんはどーでもいい!とにかく叩いてやる!俺が正義だ!」・・・みたいな感じで他人を陥れることが快感を覚える人って、よく見かけますよね。

なぜ、この人は悪者だから何をやってもいいと思い込むのか?

なぜ、被害を受けてないのに強烈な批判をするのか?

実際にやっている人はその疑問すら考えていないでしょう。

叩く人にとってはシンプルに陥れるのが楽しいからですね。

さて、個人的に考える善悪の判断について本題に入りたいと思います。

善悪の判断の組み合わせは4通りである。

善悪の判断の組み合わせになるキーワードは、

  • 善人
  • 悪人
  • 良い人間
  • 良くない人間

4つです。

そして、2✕2の組み合わせで4通りになります。

図としてはこんな感じです。

4通りの組み合わせで言うと

  • 善人で良い人間
  • 善人だけど良くない人間
  • 悪人だけど良い人間
  • 悪人で良くない人間

になります。

組み合わせた善悪の判断を1つ1つ説明していきたいと思います。

善人で良い人間

「善人で良い人間」はシンプルにいうと優しい人、またはお人好しですね。

別の言い方があるとしたら善意がある善人です。

見返りを求めることはしないけど、相手が喜ぶなら自分は満足と思える人です。

漫画ならジョジョの奇妙な冒険のジョナサン・ジョースター

現実ならスーパーボランティアの尾畠春夫

そういう人物がいるとイメージがしやすいと思います。

自分のことより相手のことを優先にして考える人が「善人で良い人間」タイプが多いと思います。

善人だけど良くない人間

「善人だけど良くない人間」ってどんな人間?と思う人が多いと思います。

「善人だけど良くない人間」というのは、悪意がまったくないけど、やっていることが良くない人ですね。

身近でわかりやすい例があるとすれば、「アレルギー」ですね。

アレルギーは甘えマンの善意の押し付け

アレルギーを持っている人ならわかると思いますが、自分が食べるとヤバイ!と理解できる食べ物がありますよね。

よく聞く食品といえば、卵、乳、小麦、そば、えび、カニくらいですね。

他にもまだまだアレルギー対象の食品があります。

さて、アレルギー持ちの人が他人からもらう食べ物にアレルギー対象になるものがあったら説明しますよね?

もらえるのはうれしいですが、この食べ物はアレルギーで食べられないです。

マフィン、ケーキ、プリンなど、卵が入っているものが多いお菓子系は、遠慮願います。

アレルギー対象食品を食べるとアナフィラキシーショックを起こして呼吸困難、嘔吐、血圧低下になり、最悪の場合は死亡になるから止めてほしいです。

・・・そんな感じで、理解してもらえるように教えています。

しかし、説明を聞かれた人が好き嫌いを正当化していると思い込んで理解しようとしません。

するとどうなるか?

気付かないままアレルギーが入っている食べ物を食べてしまう可能性が出てきます。

うかつに食べてしまったら手遅れです。

それでも食わさせた本人は悪いことしたと全く自覚がないまま終わる可能性が高いです。

自覚がないまま終わってしまったらまた同じことを繰り返してしまいます。

そうなると本当にタチが悪いです・・・。

pixivの魅唖が描いた「善意の殺人者」がありますのでアレルギーという殺害が非常にわかりやすいです。

他にあるとすれば、交通事故ですね。

好きに事故を起こしたんじゃない!交通事故という殺人

去年、2018年の交通事故発生件数はどれくらいあるのか知っていますか?

発生件数は430345件だそうです。

その中で負傷者数は524695人

さらに死者数は3532人です。

・平成30年中の交通事故死者数について

この数値を見て思っているより多いな!と思う人がかなりいるでしょう。

それくらい事故は珍しくないってことです。

半年前、大津市園児死亡事故があったのは知っていますよね。

当時、事故を起こしてしまった加害者だって好きに事故を起こして小さな子供を死なせたくなかったはずです。

悪意を持って事故ったなら論外ですが・・・。

2人のドライバーも被害を受けた人も園長も親も誰だって園児死亡事故という最低で最悪の出来事を起きたくなかったんですよね。

しかし、起こってしまった以上、ただただ不運としか言いようがないなぁ・・・と思います。

ボクも原付バイクでほぼ毎日運転していますが、死ぬまで一生事故を起こさないという保証はありません。

ドライバーとして責任があるので出来るだけ事故らないように気を付けてます。

それでも起きてしまうものは起きてしまいます。

これから先、ボクが加害者になって轢くかもしれない、ボクが被害者になって轢かれるかもしれない。

起きるかどうかは誰でもわかりません。

つまり「絶対」に無事故はありえないです。

逆に絶対に無事故の世界があるならボクが知りたいです。

だから不確実に起こる交通事故は、どんな人でも十分にありえる話です。

普通の人は犯罪者にならないと思い込んでるお花畑思考はそれがわからないです。

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悪人だけど良い人間

悪人だけど良い人間はわかりにくいかもしれませんが、真面目系クズがよく見かけるパターンです。

もっとわかりやすくいうならぱっと見ていいことをやっているように見えて実は悪いことを考えてる感じです。

真面目系クズだった元彼氏と付き合ったことがある人ならその意味がわかると思います。

他にパターンがあるとしたら人の気配がないところで複数人が何かを取引している様子を見てしまった!という刑事ドラマみたいなものによく見かけるシーンがありますよね?

見てしまった本人が正義感で陥れるのを楽しみにしてたらその人が「悪人だけど良い人間」です。

悪人だけど良い人間としてわかりやすい人を代表にするならユーチューバーのエドですね。

ユーチューバーのエ.com(エド)

理由を言う前に先に言っておきます。

エドのことはYouTubeで活躍している部分しか知らないですが、ユーチューバーとして人間の皮を被った悪魔だと見てます。

なぜ、悪魔だと思うのか?

それはわざと赤の他人に干渉させて陥れようとしているからです。

GPSが入っているカバンやバックなど荷物を持って寝たふりして置き引き犯に盗まれるまで待つ。

しばらくしたら置き引き犯がいるところに向かって正義ごっこで犯人を懲らしめるという動画が再生数を稼ぐためにわざと犯罪を起こさせて踏み台にしていることが悪魔の所業に思えました。

「アジア最悪のスラムでGPSの着いたバックを置き引きされて家に突撃」という動画は、わざわざフィリピンに行って置き引き犯を捕まえるという話ですが、残酷だなと思いました。

アジア最悪のスラムでGPSの着いたバックを置き引きされて家に突撃

フィリピンは日本とは比べものにならない格差社会です。

だから貧しい暮らしをしている人が多くいます。

貧困層の人達は満ち足りた生活には程遠い世界にいるため普段は見かけない犯罪がよく起こります。

食べられなくなる日が突然来てもおかしくない毎日を過ごしているので稼ぐために盗みをする人がいます。

悪意を持ってやる人はもちろんいますが、好きにやっているわけでもない人もいると思います。

ドゥテルテ大統領の政策によって治安は少しずつ良くなってますが、まだまだ安全とは言えません。

そんな国で犯人が置き引きをするってことは、生活にゆとりがない可能性が高いです。

平和ボケにしている国からやってきた部外者が盗んだ人に動画の再生数を稼ぐために踏み台させてると思うと残酷、あまりにも残酷だ・・・・と感じました。

フィリピンに住んでいる人が盗まれて怒るのは理解できます。

旅行でフィリピンに行って楽しみたいのに盗まれて旅行気分が台無しされて怒るのも理解できます。

が、再生数を稼ぐためにわざわざ海外に行ってわざと犯罪に絡むのは理解できません。

自警団に入団して犯人を捕まるならギリギリで理解できますが、そうじゃないのに正義ごっこでやるのは犯人よりタチが悪い行為だなと思います。

他に半年くらい前から話題になっていた東京で置き引き犯も同じ方法で盗まれるまで待機してましたね。

GPSの入ったカバンを置き引きさせて家に突撃した

先ほど話したフィリピンとは状況が違いますが、わざと赤の他人に干渉させるようなことをしてましたね。

そのきっかけで置き引き犯の母に逃げられるところまで発展しました。

盗んだ少年のやっていることは、もちろん犯罪なので法で裁かれるべきでしょう。

そして、後から出てきた犯人の母親に会って揉め事してました。

GPS犯人の母親に直接会って脅されたので晒します

この動画を見ればわかると思いますが、母親の言っていることはどこかおかしいと感じますよね。

その後、半年間の嫌がらせを受けてるという報告を動画で投稿してました。

嫌がらせの話を弁護士と相談して訴訟する形で訴えることになりました。

1日最低でも5回電話されるとか、ツイッターでエドのことを信じるな!とか色々陰鬱な嫌がらせは明らかに悪質なので窃盗罪とは別の問題できちんと裁かれるべきな人です。

そこはボクも同意します。

しかし、そもそもわざと干渉していなかったらそんなことは起こらなかったんですよね。

そういう部分では自業自得としか思えないです。

呪わば穴二つ

まさにそのことなんだな・・・と心底に思います。

そういった意味でエドのことを「悪魔」としてフィルターをかけて見ざるをえないと思っています。
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悪人で良くない人間

「悪人で良くない人間」はシンプルにいうと根っからの悪人ですね。

例としては話すまでもない内容ですが、学生時代で少なくとも見たことがあるイジメがありますよね。

イジメの記事がありますのでご覧ください。

いじめとは比べものにならないほど圧倒的に悪質でいうなら快楽殺人者ですね。

悪人で良くない人間の中でトップクラスと言っていいほど危険人物です。

いじめと快感殺人の差が激しすぎて極論みたいな話になりましたが、快楽殺人者の心理は思っているより学べるところがあると考えています。

ただ、勘違いしないでほしいのは、犯罪者の気持ちを同情するとか話ではなくてどういうふうに考えていたのか?

分析していれば、善悪の判断の視野が広がっていくと考えています。

悪人は「痛み」という感覚がマヒしているってことを気付くのが大切だとボクは思います。

特に善悪の判断という差別をしている差別主義者が気付いたほうがいいですね。

例としていい動画を見つけましたので紹介します。

殺人犯の心理学 快楽殺人 【字幕】

善悪の判断のまとめ

  • 善人で良い人間
  • 善人だけど良くない人間
  • 悪人だけど良い人間
  • 悪人で良くない人間

この4種類のタイプが善悪の判断の原点キーワードとしていくつかの例を出して話しました。

その原点キーワードを理解すれば、差別から区別へ正しい方向に向かえるようになれば、不要なトラブルを減らせるのではないか?と考えています。

それだけではなく、前科者に厳しい世界を優しくするきっかけになればいいなと思っています。


以上になりますが、善人とは何か?悪人とは何か?よく考えて目先の判断をやめていきましょう。

善悪に関する記事も紹介します。

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