2020年から実用化に向けて開発をしている新世代の通信技術「5G」が最近話題になっていますよね?
今まで使ってきた移動通信の4Gが更に進化した世界は、どのように変化をしていくのか?
どんな暮らしが待っているのか?
どんなビジネスで働いていくのか?
どんなものが出てくるのか?
まだまだ把握しきれていない人が多いと思います。
新世代の通信技術「5G」を理解する前に過去に出てきた1Gから4Gまでの移動通信システムの歴史を知っておくと通信の「G」についての知識の土台が出来上がると理解しやすいので順を追って話していきたいと思っています。
1980年代から始まった移動通信システムの歴史
1980年代から現在まで築いてきた移動通信システムの歴史を1つ1つ説明します。
第1世代移動通信システム「1G」ポータブル電話機「ショルダーホン」が最初の携帯電話だった時代
今の若い人はポータブル電話機「ショルダーホン」を知ってる人はほぼいないとおもいます。
ショルダーホンとは・・・
自動車から離れても利用できる車載・携帯兼用型自動車電話は、電電公社の民営化の年1985年9月に100型が完成しました。
その名も「ショルダーホン」。
これは重量が約3kgで、文字どおり、肩から下げて持ち運ぶことができ、自動車から離れても利用できる車外兼用型自動車電話です。
また、1988年5月には、携帯専用型ショルダーホン101型も発売されましたが、機器がポータブルにはなったものの、あくまでも自動車電話の発展形としてのサービスでした。
※NTTドコモ歴史展示スクエアから引用
今では考えられないですが、昔、使っていた携帯電話の大きさは・・・、
都会で毎朝見かける満員電車に集まるサラリーマンが持っているカバンを見たことありますよね。
A4サイズの資料が収納可能のカバンと同じくらいの携帯電話だったんです。
それくらいデカかったし、約3キロの重さもありました。
重さだけではなく、通信料もかなり高いです。
同時は会社経営者や現場にどうしても必要な人など、一部の人しか使えなかったため、誰でも気軽に使えませんでした。
もし、同時のまま携帯電話として普及していたら満員電車の中で腰、腹、腕など位置からガンガンぶつけて地味に痛いし乗りたくないなぁと思います。
90年代に入る頃は、無線技術のデジタル化の活動が本格的になり、デジタル無線技術を基にしてネットワークサービスが使えるようになりました。
第2世代移動通信システム「2G」デジタル化になった携帯電話がメール送信可能になった時代
「2G」は1990年代、アナログ式からデジタル式に変えた時代でした。
デジタル式になったことでデータ通信サービスが簡単になったため、通信料が大きく下がり、一般の人でも手軽に使えるようになりました。
第2世代からインターネットに通して、メールを文字のみ送信できる時代になったため、利用者が一気に増えました。
1993年からデジタル方式(800MHz)によるサービスが開始され、1994年からはさらに1.5GHzのサービスが首都圏で開始されました。
また、1995年には通信速度9600bpsの高速データ通信を可能にした「デジタル・ムーバHYPER」「デジタル・ムーバ1.5HYPER」のシリーズが発売され通信コストの削減が実現されました。
デジタル方式は、通信品質や周波数の有効利用などに優れており、この特徴をさらに活かすためアナログ方式に使用していた周波数のデ ジタル利用が図られ、1999年3月をもってデジタル方式へすべて移行しました。
このデジタル化によって、アナログでは実現できなかった様々な携帯電話の付加サービスが可能になると共に、ノイズが少なく電池の持ちも格段によくなりました。
※NTTドコモ歴史展示スクエアから引用
一番最初に手に入れた携帯電話が「2G」だったのはいい思い出でした。
第3世代移動通信システム「3G」世界中の通信が国際標準になりガラケーとスマホが流行した時代
移動通信システムが「3G」になると各国のあちこちの通信方式がバラバラだったのを1つになり、初の世界標準として使えるようになりました。
世界標準の無線通信方式をW-CDMA と言います。
W-CDMAが登場してからドコモのFOMA、ソフトバンクのSoftBank 3G、AUのCDMA 1X WINなどそれそれの携帯電話メーカーが3Gサービスを開始しました。
3Gサービスのおかけで携帯電話からヤフー、グーグルなど検索サイトを手軽に利用してインターネットが見れるようになりました。
初期の規格では高速移動時144kbps(キロビット毎秒)、歩行時384kbps、静止時2Mbps(メガビット毎秒)で通信することができる。
拡張仕様のHSPA(High Speed Packet Access)により、下り(HSDPA)のパケット通信を7.2~14.4Mbpsに、上り(HSUPA)を5.7Mbpsにそれぞれ高速化できる。
基地局→端末方向(下り)と逆方向(上り)の伝送路の分離を周波数分割多重(FDD:Frequency Division Multiplexing)により、一つの周波数帯における複数端末の通信の分離を直接拡散方式(DSSS:Direct Sequence Spread Spectrum)による符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)によって行う。
ITU(国際電気通信連合)による3G標準「IMT-2000」で6つ規定された無線通信方式のうち最も広く用いられている方式で、同規格上では「IMT-DS」と呼ばれる。
UMTS規格では「UTRA-FDD」方式とも呼ばれ、欧州などではW-CDMA方式を指してUMTSと呼ぶこともある。
日本ではW-CDMA以外にau(KDDI/沖縄セルラー)がCDMA2000方式を採用している。
※IT用語辞典から引用
移動通信システムが進化していくなかで個人的には、第3世代のほうが変化が多いなと感じました。
2000年になる頃は、携帯電話がかなり流行になったことで携帯電話に対する認識が「電話をする装置」が「日常生活に身を付けるもの」に変わりました。
ガラケー時代のときは、一部の女子がネイルアートの技術を応用して模型、ラインストーン、シールなど貼って、デコレーションしたデコレーション携帯が流行した。
2007年1月9日、スティーブ・ジョブズが発表した初代「iPhone」で携帯電話に必要ないボタンを指でディスプレイをタッチして動作するという常識破りで革命を起こした。
スマホが登場してからいろんな機能が使えるアプリが開発し始めてどんどん便利になっていく。
・・・・など、出来事が多かったので、「3G」が一番印象に残りました。
第4世代移動通信システム「4G」スマホの通信が更に高速化になりスマホ利用者が爆発的に流行した時代
3Gから4Gに変わってからスマホの通信が約5倍高速化になり、スマホでインターネットで出来ることは、ほぼ全て出来るようになりました。
4Gになる前は容量が多いサイトがあると止まったり、容量不足でエラーになったことがたまにありましたが、ほぼ100%解決しました。
インターネットのほとんどが見れるようになったため、パソコンを持たない人がどんどん増えてきました。
LTE-Advancedは3G携帯電話の国際的な標準化プロジェクトである3GPPが推進しているもので、第3.9世代(3.9G)とも呼ばれるLTE(Long Term Evolution)を発展させたもの。
一方、IEEEが検討を進めてきたWiMAX 2(IEEE 802.16m)は、WiMAX(IEEE 802.16a)およびモバイルWiMAX(IEEE 802.16e)を発展させたもので、いずれも最も高度な仕様で理論上の最高通信速度が100Mbpsから1Gbps程度に達する。
これらの規格に基づいた通信サービスが始まるのは2013~14年頃になると見られている。
ちなみに、第3世代携帯電話の高度化技術に関して、一般的にはHSPA(HSDPA/HSUPA)やHSPA+を「第3.5世代」(3.5G)、LTE(FDD-LTE/TD-LTEなど)を「第3.9世代」(3.9G)と呼ぶが、一部の通信機器メーカーや通信事業者は、これらに対応した製品やサービスの名称に「4G」という表現を使っている。
※IT用語辞典から引用
現在使っているスマホは擬似4Gである「第3.9世代」を使っていますが、ほとんどWi-Fi通信を利用しています。
なぜ、ほとんどWi-Fi通信を利用しているのか?
それは見たい動画の容量が大きいので通信料がすぐに上がりやすいからです。
4Gは、3Gと比べて変化の実感が少ないですが、地味に通信が高速化しているのとパソコン利用者が減っていくのははっきり分かりました。
1Gから4Gまでの歴史を話しましたので、本題である「5G」についてお話をしたいと思います。
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次世代の第5世代移動通信システム「5G」とは?
「5G」とは、ドコモ、ソフトバンク、AUなど携帯電話メーカーが2020年の実用化に向けて開発をしている次世代移動通信システムです。
「5G」は、もちろん、4Gより通信速度が更に上がります。
どれくらい上がっているのかを数値で表すと・・・、
- 4Gの通信速度:約50Mbps~1Gbps
- 5Gの通信速度:約10~20Gbps
になっています。
この数値から見て、通信速度が10倍以上上がっているのは分かりますよね?
つまり、容量が重い動画を見ると時々起こる読み取り待ちがなくなり、ダウンロード時間が10分の1に短縮可能になります。
圧倒的な通信速度だけではなく、スマホとパソコン以外に使えるデバイスが一気に増えます。
この図のように使い道が一気に広がります。
※ドコモの5Gに向けた取組み —2020年での5Gサービス実現に向けて—から引用してます。
そして、5Gは5つの要求条件を考えているようです。
※ドコモの5Gに向けた取組み —2020年での5Gサービス実現に向けて—から引用してます。
5つの要求条件を簡単にまとめると・・・
- 大容量化で2020年代は移動通信の容量が2010年の1000倍以上に行くと予想
- 高速通信で無線速度が10Gbps以上実現化が目標
4Gの通信速度:約50Mbps~1Gbps
5Gの通信速度:10Gbps以上へ - 低遅延・高信頼性で低遅が1ミリ秒以下の短縮が目標
4Gの低遅:約10ミリ秒
5Gの低遅:1ミリ秒以下へ - 超多数端末の同時接続でスタジアムやイベントなど
人が集まるところでトラブルが起こった時の対応のサポートが必要になる。 - 低コスト化・省電力化で
通信料と電力量を減らして自然環境に優しいネットワークを実現化へ
になっています。
5G関連活動の予定はこんな感じになっています。
※ドコモの5Gに向けた取組み —2020年での5Gサービス実現に向けて—から引用してます。
まとめ動画
最後に5G時代に向けて新しいことを1つ始めたいことがあります。
2019年から5G時代に向けてYouTube(ユーチューブ)SEO活動開始!
もうすぐやってくる5G時代は、今まで使ってきた4Gより桁違いのデータ処理が可能になるため、データ定額プランも大容量になります。
最初は4Gの通信料よりやや高めになると思いますが、2023~2025年くらいになれば、4Gと変わらない通信料になると思います。
スマホの通信料を節約するためにWi-Fiを頼らないといけないほど、動画を気軽で見れなかった人が多かったと思いますが、5Gはデータ通信量を全く気にならずに気軽で動画を見れるようになります。
つまり、Wi-Fiが繋がらないところでもスマホで動画を見る人が爆発的に増えていくってことです。
5G時代に入る前に今年からYouTube(ユーチューブ)SEOを加えて、「ブログちゃんねる KANTA」で1つ1つ動画を作っていくつもりです。
興味があれば、ご覧下さい!
5G関連の動画一覧
What is 5G? | CNBC Explains
ITOKI 5G Concept Movie
China completes world’s first 5G remote surgery in test on animal
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【イメージムービー】Connect future ~5Gでつながる世界~(3分ver)
「5G」:次世代のテクノロジーのお話。
NECが描く5Gとその先の未来「5G. A Future Beyond Imagination.」 [NEC公式]
5Gの実現に向けた低SHF帯超多素子アンテナ技術の実証実験 [NEC公式]
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以上になりますが、もうすぐやってくる5G時代に備えて行動していこうと思っています。
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