ユーチューバで有名になっている人達の中で一番興味があるのは、シバターです。
なぜ、シバターなのか?というとシバター自信が悪役になって炎上して稼ぐってどのユーチューバーでもなかなか見かけないからです。
ほとんどのユーチューバーは、見ている人達に気に入られてもらえるように考えて動画を作っていますよね?
彼の場合は、炎上しやすいように「物申す!」「謝罪」「発狂」など嫌われそうなキーワードを利用して動画を作っています。
もちろん、嫌われる動画を作っているため、稼いているユーチューバーより低評価が多いです。
それでも稼いています。
ネットビジネスのビデオマーケティングで学ぶシバターのランチェスター戦略「弱者の戦略」
最近、知ったばかりですが、マーケティング用語の中の1つランチェスターの法則という戦略を知っていますか?
ランチェスター戦略とは1914年7月28日から1918年11月11日の間にあった第一次世界大戦のとき、フレデリック・ランチェスターが「軍の戦闘力はどのように決まるのだろうか?」と疑問を感じ始めて研究をしました。
第一次世界大戦になる前、紀元前から数え切れないほど戦争がありました。
何回も戦争をやっていれば、必ず、戦争に関する研究をしている人がいます。
孫子の兵法、クラウゼヴィッツの戦争論、毛沢東の遊撃戦論など戦争論がありました。
内容はほとんど、精神論が多かったです。
しかし、フレデリック・ランチェスターの場合は数学の「一次方程式」「二次方程式」で戦闘力という数字を理解するために数字の計算式を作り出して歴史上初めての戦争の数学を生み出した人です。
ランチェスターの法則は、「強者の戦略」と「弱者の戦略」という2つの理論があります。
強者の戦略とは、ミート(追随)戦略が原点であり、「広域戦」「確率戦」「遠隔戦」「総合戦」「誘導作戦」の五つの戦略があります。
簡単に言えば、強者が弱者の優位性を立たないように追い詰めて潰す感じです。
例えば・・・、強者であるヨドバシカメラの5~10%オフの価格の安さ、200円で20ポイントのポイントカード
弱者であるトイザらスの「9」という価格の安さ、200円で1ポイントのポイントカード
これならヨドバシカメラのほうが優位性が高いからトイザらスは立てないと分かりますよね?
弱者の戦略とは、差別化戦略が原点であり、「局地戦」「一騎打ち」「接近戦」「一点集中」「陽動作戦」の五つの戦略があります。
簡単に言えば、弱者が強者の弱点を狙って少しずつ当てて差別化を表せる感じです。
例えば・・・ショッピングセンターは、食品、服、靴、文具、家具など膨大な種類があるが、営業時間が限らている、コンビニより少ないため手軽で行けない。
コンビニはショッピングセンターほど膨大な種類はないが生活に必要なものが十分に揃っていて営業時間が限られていない、ショッピングセンターより多いため手軽で行ける。
ショッピングセンターに負けないほど戦略があるから弱者でも生きていけます。
他に例があるとすれば、ポケモンです。
まず、強者の「ギャラドス」です。
見た目も強そうに見えますよね?
見た目だけではなく、中身も優れていて単純に強力で扱いやすい上、応用性の高さ・育成難易度の低さもあって人気があります。
対人でもよく見かけます。
さらにミート(追随)戦略でいうなら「威嚇」という特性です。
威嚇させて相手のポケモンの攻撃力を下げるという効果で優位性を立たないようにしています。
逆に弱者は「ヨワシ」です。
見た目は弱そうに見えますよね?能力もすごく低いです。
クセが強いため、扱い辛いので対人ではあまり見かけません。
しかし、特性の「魚群」で沢山の仲間を呼んで集めてきます。
すると・・・1匹ずつ集合して巨大な魚のような姿になります。
それを「群れた姿」といいます。
巨大な魚を形にした「群れた姿」は強そうに見えますよね?
見た目だけではなく、能力もかなり高いです。
高い能力を持ったこの姿なら強者であるギャラドスに差別化ができるようになります。
強者のギャラドスと弱者のヨワシをイメージしたほうが分かりやすいかと思いますので例にしました。
ランチェスター戦略の話が長くなりましたが、本題に入ります。
シバターは「一点集中主義」の悪役として差別化という炎上商法でヒカキン、はじめしゃちょー、草彅剛など、有名人に「局地戦」「接近戦」「一騎打ち戦」でバカにするような発言や行動で仕掛けます。
すると、すぐにムキになる低年齢層や信者を相手に「陽動」で再生数を稼ぎます。
ムキになって動画を開いた時点で低評価をいくら押されても無意味です。
炎上すれば炎上するほど、シバターの思う壺です、はい。
シバターは弱者が取るべき戦術を息を吐くように嘘をつくレベルで自然にやっているんだなと思います。
シバターの動画を見て真似をしようとしている人がいますが、「差別化」できていないので失敗した人が多かったと思います。
彼のような炎上するのって簡単にできるもんではないのでかなり覚悟が必要だと思っています。
今のボクは、そんな覚悟はないのでシバターのように顔を出して炎上するような動画を作るほど勇気はありません。
その覚悟はないですが、マーケティングとしては学ぶべきなところは学びたいと思っています。
ランチェスター戦略を当たり前のように使いこなしているシバターは多分、悪役になる生き方をしてきたからできたんだなと思います。
ネットビジネスで参考になれるシバターの動画3選
シバターの動画の中で興味がある動画を3つ紹介したいと思っています。
・シバターがボッコボコに数される動画
この動画はシバターが嫌いなユーザーにとってはいい気味だと思って何度も見ているユーザーが多いんだろうなぁと思います。
・【シバター】ムラコレナンパで激レアモンスターと美女をGET!!!
金、2人の女性が囲まれた画像を見て不快と感じたユーザーが「気持ち悪い」「ムカつく」「羨ましい(?)」と思って低評価しまくっています。
・最悪の本!マックスむらい自伝の中身が空っぽな件について
マックスむらいの本を燃やしている画像を見て「え!?マックスむらいの本を燃やしているの!?」と気になって動画を開いてみると「燃やしてないじゃん!」と期待外れして低評価を押している人のほうが多いと思います。
現在、シバターが活躍しているチャンネル、PROWRESTLING SHIBATAR ZZ は
登録者76.8万人くらいです。
以上になりますが、もし、炎上動画で再生数を稼ぎたいと思ったら低評価と悪口コメントは覚悟して下さい。
じゃないと精神的に耐えられないので・・・。
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