数年間会社員として、またはサラリーマンとして勤めた人なら聞いたことがあると思います、リスクヘッジとリスクマネジメントというビジネス用語を。
職場に潜んでいる問題を見つけて考えてアイデア案を出すとかやったことがありますか?
例として改善に向けて解決策を考えて取り組む活動がQCサークルです。
業務で起きるかもしれないリスクを具体的に把握して仕事のトラブルが起きてしまったときの対処を覚えて損失をおさえる感じです。
ネットビジネスを長期的に取り組むときはどの程度のリスクが発生するのか?
予想しづらいと作業が続かないし、失敗に終わりやすい。
損して失敗に終わらせないためにリスクマネジメントとリスクヘッジを説明していきたいと思います。
目の前に事故が起きそうな危険を対応するリスクヘッジ
リスクヘッジとは目の前にあるリスクを回避する対策法
簡単にいうと失敗しないように下準備をする感じです。
もう一つは問題を発見したらトラブルになる前に対応すること。
職場でよくあるリスクヘッジは作業前の下準備と作業中の報連相です。
作業前の下準備は一日の仕事が終わったあと、次の日の仕事のために備えますよね?
刃物を研ぐ、素材を揃える、パソコンのメンテナンスをするとか、次の日の仕事のパフォーマンスを維持するために。
準備不足で起きる些細なトラブルを避けるために下準備で備えるのもリスク回避の一つ。
作業中の報連相は納期が間に合わない、トラブル前の兆候が大半だと思います。
リスクに気付いたら損失を抑えるために上司に報告→連絡→相談をやるのはよくあることです。
昔、働いていた職場では機械設計をやるだけではなく3Dモデリングを扱っていたのでどうしてもエラーが起きてしまう部分と設計の情報不足がよくあったのでリスクマネジメントを取り組む機会が多かったです。
3Dモデリングを作る仕事の依頼は親会社からの依頼だったので親会社の人に報連相をして積極的に質問をしました。
この形状は設計通りにやっても違う形状になってしまう、プログラムの組み合わせの相性が悪くてエラーが発生してしまうとか目の前にある問題をどうすればいいのか?と質問して依頼主の指示に従って作業を進めました。
親会社の依頼のために勝手な自己判断をせずにちゃんと報連相をして間違った方向に向かってしまうリスクを軽減する。
そんな感じで目の前にあるリスクに気付いて対策をとるのが現在進行形の管理手法です。
未来起きるかもしれない損失を考えるのが苦手な人に役に立つリスクマネジメント
リスクマネジメントとは将来、起きるかもしれないリスクを考える対策法
簡単にいうと損失を抑えるために前にもって考えることです。
昔、働いていた職場は機械設計でデータを作る仕事で機密情報を扱っていたので会社の設計図を第三者に漏らさないように情報漏洩リスクに敏感でした。
出張先に行くときでも万が一機密情報を失くしたら困るからパソコンとメモリーカードを持ち込まないようにして企業関係者のみアクセス可能のネットワークで保管する。
印刷した設計図は一日の作業が終わって帰る前に専用のロッカーに入れる。
そんな感じで人為ミスで機密情報がもれるかもしれないリスクを抱えていました。
将来、大きな損失が出てからでは遅いですよね?
そうなる前にリスクを見つけてどれくらい影響が出るのかを分析して影響の大きさを可視化して優先度を決めて取り組んで損失を抑える。
これから先、起きるだろうリスクに向けて対策を取るのが未来進行形の管理手法です。
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ネットビジネスリスクの2種類の例
ネットビジネスを取り組む上で考えるリスクヘッジとリスクマネジメントを例えとして説明したいと思います。
リスクヘッジ
ネットビジネスのリスクヘッジのあるあるといえば、副業禁止と副業の疲れですね。
副業をしている会社に勤めているならそもそも副業しないのが最大のリスクヘッジですが、それを言ったらおしまいですね汗
副業を禁止していても自分から「副業をしています」と言わないようにすれば、基本的にバレません。
他に自分で確定申告をすれば、副業で稼いだ金額を会社に見られることはありません。
副業OKの会社に勤めてもやりすぎは禁物です。
睡眠時間を削るほどやりすぎると本業に支障が出て重大なミスを犯したら困りますよね?
睡眠時間が短くなると体の疲れが取れない、集中力が下がって本業と副業に必要な能力が全体的に落ちて負の連鎖に繋がる。
問題を起こして会社にクビされたら生活費が困りますよね?
そうならないように副業をやる時間を決めてこれ以上やらないと考えるのがリスクマネジメントです。
リスクマネジメント
ネットビジネスのリスクマネジメントのあるあるといえば、挫折と故障ですね。
ネットビジネスをやっていく上で一番大きいなリスクは挫折です。
ネットビジネスで少ない時間で大きく稼げるようになれるのは最後まで続けた人しかやってこない成功にたどり着く険しい道を歩き切った人だけです。
挫折は悪いことではないですが、挑戦しているビジネスの生命線が切れてしまいます。
一度切れたら全てが終わってしまいます。
そうなるのが嫌であれば、将来失敗しても挫折しない方法を考えて取り組むのがリスクマネジメントといえます。
ネットビジネスをやっていく上で欠かせないパソコンがないとインターネットの中でビジネスを始められませんよね?
そのパソコンが壊れたときはどうするか?考えたことがありますか?
今は大丈夫でもいつかは壊れるかもしれないリスクが待っているので故障したらすぐに作業ができるように買える資金を貯金するのもリスクマネジメントの一つです。
以上になりますが、リスクヘッジとリスクマネジメントの意味をよく理解してネットビジネスを長期的に続けよう!
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