反出生主義とビーガン(ヴィーガン)の押し付けとは?

どうも、KANTAです。

今回は反出生主義とビーガンの押し付けとは?について
お話をしたいと思います。

ツイッターやちゃんねるなど、
それぞれの主義の押し付けについて
揉めているのを見かけますよね。

反出生主義だと、

  • 子供を作るのは個人の自由だ!
  • 子供を作るのは自然なことだから押し付けんな!
  • 生まれていない人間の幸せを奪うな!
  • 子供が不幸になるとは限らない!
  • 人生の楽しさを奪うな!

ビーガンだと、

  • 植物だって命がある!
  • 食生活を押し付けるな!
  • 食べる食べないは自由だからほっとけ!
  • 水だけ飲んでから言え!

・・・など、
押し付けられたら反論してやる!
みたいな感じで揉めていることを。

反出生主義とビーガンの共有点は「苦痛を抑えること」

世の中で起きる「生」、または「死」の苦痛を
止めようとする主義ですが、
伝えるやり方を誤った過激派のせいで
主義の印象を悪くさせている事実があります。

反出生とビーガンの主義とは何か?を説明していきたいと思います。

反出生主義(アンチナタリズム)とは?

反出生主義者は「生」を押し付けないのが主義です。

「生」の何を押し付けないの?って言ったら
生まれていない子供に生を押し付けないことです。

反出生主義が問題視にしていることを3つ挙げます。

出生の同意が取れない

両親が子供を作るためにセックスをして受精すれば、
母体に「子」という他人が宿りますよね。

宿ったら約10ヶ月後、出産をします。

セックスから出産までの間は、
生まれてくる子供がこの世に産み落とすか
どうかを決められません。

決められないから同意を得るのは不可能です。

これのどこが同意が取れないのか?というと
精子と卵子の判断能力がないからです。

もし、精子と卵子が生まれたいか
どうかを判断する能力を持っていたら
最初から生まれたくなかったと
文句言う人がいないでしょう。

同意が取れなくても「生まれてきてよかった」と
思う人はもちろんいます。

「生まれてきてよかった」と「生まれたくなかった」の
どっちが多いのか?と言ったら前者のほうが多いと思います。

生まれてきてよかったと思う人のほうが多いから
産んでよいと考えるのは倫理的に問題があると
訴えています。

出生の同意が取れないといえば、
「同意なしに自分を生んだ」と両親に訴えたインド人の男性、
ラファエル・サミュエルという人物を知っていますか?

彼は去年、反出生主義者として
同意を得られないまま自分を産んでしまったのと
子孫を残らないほうがいいと訴えるために
サングラスと髭をつけて世界中の人達に向けて
動画で発信しています。

具体的な内容はこの記事からご覧ください。

・「同意なく僕を産んだ」インドの男性、親を提訴へ

他にラファエル関連も紹介します。

WHY am I suing my parents?

優性劣性関係なく子供を産むべきではない

反出生は基本的に出生を否定しています。

お金持ちだろうか、貧乏だろうか関係なく産まない。

健常者だろうか障害者だろうか関係なく産まない。

能力が優れてるか優れていないか関係なく産まない。

運が良かろうか悪かろうか関係なく産まない。

幸せだろうか不幸だろうか関係なく産まない。

どの理由でも決して産ませることをしないのが反出生主義です。

優生思想っぽく聞こえる人がいるだろうと思いますが、
決して優性思想ではありません。

どの動物も同じことですが、
子供を産むってことは「自分が他人を産む」行為なので
生を押し付けることになります。

逆にありえない話ですが、
もし、「自分が自分を産む」ことができるなら
生を押し付けることはないので
倫理的に問題ないとボクは思います。

生きることが苦しみの根源である

我々は生まれてしまった以上、
常に苦しみがつきまとわれます。

生まれて死ぬまでの間は決して
苦しみから逃れることはできません。

逃れない苦しみがあるのに
なぜ、人生は素晴らしいと言える人がいるのか?

理由は分かりますか?

それは娯楽があるから素晴らしいと正当化をしてきたからです。

ちょっと考えてみれば分かると思いますが、
娯楽が全くない状態でただ「生きる」だけなら
耐え難い苦痛しか起きないです。

「生きる」を「冬」に例えると寒いのが苦痛ですよね。

寒いから布団から出たくないと思う人が多いはずです。

コタツもコタツから出たくないと思うでしょう。

それくらい苦痛があるのに冬が好きだ!と言えるのは
人間が冬でないとできない楽しさを工夫しているからです。

クリスマス、年末、お正月などイベント。

おてん、モツ鍋、しゃぶしゃぶ、グラタン、お餅など、
温かい食べ物を食べる。

スキー、スノーボード、雪合戦など雪を利用して競うスポーツ。

・・・など、楽しめるものがあります。

娯楽といえるものがなかったら
冬はただ寒いだけで不快を感じるはずです。

本当の意味で冬が好きなら温める必要はないし、
雪を利用して競うスポーツもハマる必要はないです。

そういった意味で人生を正当化するために
我々人間は娯楽にすがってるってことです。

他にまだまだ例がありますが、
長くなるのでその辺にします。

最後に反出生主義をある程度知ったうえで
読む記事を紹介します。

インターネットビジネスで反出生主義の偏見をぶっ壊す!

ビーガン(ヴィーガン)とは?

先に断っておきますが、
ボクはビーガンではありませんので
主観的な内容になるかもしれません、
ご了承ください。

ビーガンは「生」を押し付けないのが主義です。

ただし、押し付けないのは動物のみです。

なぜなら植物性の食品のみしか食べない主義だからです。

  • 鶏肉、牛肉、豚肉、魚はもちろん、NG
  • ヨーグルト、クリーム、バターなど乳製品はNG
  • 卵もハチミツもアウト

要は動物を搾取するものはすべてアウトってことです。

動物性食品だけではなく、
バッグ、ウェア、靴など動物の革で作った革製品、
またはシャンプー、ボディーソープ、石鹸など
動物性原料を使った化粧品もアウトだそうです。

革製品と化粧品の話を加えるとややこしくなるので
植物性食品のみ話したいと思います。

ビーガンが野菜しか食べない理由

なぜ、ビーガンは動物性食品を摂取せず、
植物性食品のみ摂取するのか?

それは動物は痛みを感じるから食べないです。

動物は感情があって痛みを感じる感覚器官を持っているから
食べるために苦痛を与えるのはやめろ!と考えています。

動物性食品じゃなくても美味しいものがあるのに
なぜ、わざわざ動物に苦痛を与えて殺すのか?
それが分からないって思っているそうです。
(違ってたらすみません・・・。)

動物はダメなのに植物だけ食うのはよいと考えてるのは、
植物は痛みを感じないからです。

先ほど話した動物の痛みのように
苦痛を訴える器官がないからだそうです。

分かりやすく例えると、爪と髪の毛ですね。

爪が伸びてきたら爪切りで切る。

髪の毛が伸びてきたらハサミで切る。

伸びた身体の一部を切ったのに痛みを感じないですよね。

それと同じように植物も痛みを感じないものと考えてます。

他にあるとすれば、
肉食より菜食のほうが犠牲が少ないという視線ですね。

たしかに肉と野菜は人間が食べるために
食材を作るのに必要な消費が全然違います。

動物の場合は牛だと1kgの肉を作るために必要なものは
13kgの穀物、または30kgの飼料だそうです。

植物の場合は食材と言っていいのか分かりませんが、
肥料が必要になります。

食材を作るために必要な消費量が動物と比べて
植物のほうが圧倒的に少ないから
環境のために野菜のみ食べていこうという考えを
持っているそうです。

それぞれ主義の押し付けの違いとは?

反出生主義とビーガンとは何か?を説明しましたので
押し付けという意味の違いを話していきたいと思います。

反出生主義が反対している「出生」

ビーガンが反対している「食肉」

反出生主義でもないビーガンでもない人からしたら
子供を産むのをやめろ!または肉を食うのをやめろ!と
言われると迷惑だと思っているでしょう。

多くの人はその反応をします。

反発されるのは当然の結果だと思いますが、
ボクとしては押し付けていいのと
押し付けてはいけないのと違いがあると思っています。

その違いとは、
「存在してない人を存在させようとする人」と
「存在している人の欲を止めようとする人」ですね。

反出生主義

まず、押し付けていいのは「反出生主義」です。

なぜ、反出生主義は押し付けていいのか?というと
存在しない人を存在させようとしているのを止めるからです。

存在させると生きていくために犠牲が必要です。

犠牲とは命があるものに
苦痛を与えるような行為をすることです。

  • 食べるために動物と植物の命を奪う。
  • 便利なものを作るために
    命があるものから摂取しないといけない。
  • 勝つために他人と争わないといけない。

・・・など、
欲しいものを得るために
何かを犠牲させないといけないです。

要は押し付けないと生きていけないってことです。

「生」を押し付けるということは、
犠牲される側に立つ可能性を
作ってしまうという意味になります。

「押し付け」がないと生きていけない世界に
無理矢理に連れ出そうとするのをやめようって
止めるのは正当性があると思っています。

ビーガン

次、押し付けてはいけない
「ビーガン」は犠牲がないと生きていけない
この世に存在しているからです。

存在してしまった以上、
生きるために動物と植物の命を奪って
食べないといけないです。

食べるということは
食欲を満たさないと死んでしまうのを
防ぐためにあるってことです。

生きるために肉を食べる人に向かって

  • 動物はご飯じゃない!
  • 肉食は野蛮!
  • 動物が可愛そうだから今すぐ肉食をやめろ!

・・・と言うのはおかしいと思います。

食欲は性欲と違って欲を満たさないと死んでしまうのに
それを止めろ!というのは虫が良すぎるでは?と
ボクは思います。

本当に肉食を止めさせたいなら
子供を作らせないようにすればいいだけの話です。

そうすれば、肉を食べる人が減りますよ?

だから押し付けという正当性が欠けると思っています。

反出生主義とビーガンの押し付けとは?のまとめ

ビーガンを批判しているように
見えた人がいるかもしれませんが、
ビーガンのことは否定していません。

ボクは殺傷を好まないですが、
生きるために動物と植物の命を奪って
食っているので文句言えないです。

植物だけ食べて生活したい人は
ご自由にどうそって思います。

生き物をいじめたり残酷な事をするのは論外ですが、
食欲を満たさないと死んでしまうような問題を
ビーガンに押し付けるのはNGだとボクは思います。

・・・そもそもビーガンは生活にゆとりがあるから
菜食生活ができただけではないでしょうか?

千日回峰行に耐えられるような
精神力を持っている人なら別ですが、
ゆとりがなかったら生きるために
何でも食うと思いますよ?

植物でも動物でも関係なく食べますよ。

この世に生まれていなかったら
ゆとりがない生活に強いられることは
なかったかもしれないので
肉を食べる人に責められません。

反出生主義のほうは
親のエゴで産み落とされる子供たち
犠牲を強いられないと生きていけないから
それを防ぐために「出生は止めなさい!」と
説得するのはいいと思います。

ただし、暴力をしたり
強制中絶させるような行為はアウトです。

議論で強く説得する範囲でなら
「押し付け」だと思われても問題ないと思っています。

子供を作ったらその子供のために犠牲を増やしてしまうので
出生を止めたほうが効果的に犠牲を減らせます。

道徳的に苦痛を感じるものに
苦痛を与えるべきではないと考えてるなら
まず、子供を作らないこと。

それが近道だとボクは思います。


以上になりますが、
苦痛を抑えていこうと考えるのは
いいことだと思いますので
ビーガンに興味があるなら一生ではなく
短期間で始めてみるのは損ではないでしょう。

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